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源氏 32才 源氏の内大臣時代三十二歳の晩秋九月から冬までの物語
父式部卿の宮が亡くなり、朝顔の君は斎院を退下し、式部卿の宮の旧邸桃園の宮に移った。そこに斎院の叔母にあたる五宮も住んでいて、そのお見舞いを口実に、源氏は桃園の宮を訪れ、邸がすでに荒れはじめているのを感じる。
女房の宣旨の案内で、朝顔の君と面談するが、源氏の求愛に対し、朝顔の君は容易に応ずる気配がない。そこで、尼になった源典侍に偶然会ったりする。こちらの邸に仕えていたのである。
※ このページは、渋谷栄一氏の源氏物語の世界によっています。人物の紹介、見出し区分等すべて、氏のサイトからいただき、そのまま載せました。ただしあらすじは自前。した。氏の驚くべき労作に感謝します。
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