どこへいった

今日
お母さんと順ちゃんの納骨をした

天気も穏やかで
暖かい日差しが墓石にそそいでいた 

わたしたちはバラの花を手向けて
それぞれのお別れをした

しかしだれもが思っていただろう
お墓の下の暗い穴にあなたがたはいないと

昔から創世記の神は言明している
塵にすぎないお前は塵に返ると

かくもあからさまな摂理に呆然とし
人は惑い夢を見る

あなたがたの生きた(あかし)
心象のなかによみがえる

平成二十五年十二月
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