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源氏は相変わらず玉鬘への恋慕が止まず、折々に玉鬘を訪れていた。
真夏の暑い日、源氏は釣り殿にでて、夕霧や右愛大臣の子らも皆来て涼んでいる。近頃噂になっている近江の君が話題になった。近江の君は、柏木が近江の田舎で、父内大臣の子だという娘を見つけて、邸に引きとったのだった。人々は、近江に君の破天荒な振舞に、あきれ、扱いかねていた。内大臣は、弘徽殿女御が里帰りの間、女御に預けて、しつけてもらおうと思った。
※ このページは、渋谷栄一氏の源氏物語の世界によっています。人物の紹介、見出し区分等すべて、氏のサイトからいただき、そのまま載せました。ただしあらすじは自前。氏の驚くべき労作に感謝します。
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