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女三の宮の持仏開眼供養が行われる。源氏が建設中の念誦堂の調度類もついでに一緒に供養する。
出家した三の宮が三条の院へ移りたがっているので、源氏は必ずしも賛成でなかったが、三条院の整備をする。
秋になり、虫の音を楽しむべく、秋の虫を集めて庭に放つ。それを、三条院で愉しみ、六条院でも楽しむのだった。
十五夜では、集まって合奏して楽しむのだった。
秋好む中宮は、冷泉帝が退位して、気楽な立場であったが、母六条御息所の生霊の噂を聞き、母の霊が苦しんでいるのを知り、出家を希望するが、源氏にたしなめられる。
名称 | よみかた | 役柄と他の呼称 |
光る源氏 | ひかるげんじ | 呼称----六条の院・院・大殿の君、五十歳 |
朱雀院 | すざくいん | 呼称---院の帝・山の帝・院、源氏の兄 |
女三の宮 | おんなさんのみや | 呼称---入道の姫宮・宮、源氏の正妻 |
薫 | かおる | 呼称---宮の若君・若君・君、柏木と女三宮の密通の子 |
蛍兵部卿宮薫 | ほたるひょうぶきょうのみや | 呼称---兵部卿宮・親王、源氏の弟宮 |
冷泉院 | れいぜいいん | 呼称---院、桐壺院の子、実は源氏の子 |
夕霧 | ゆうぎり | 呼称---大将の君・大将・男君・君、源氏の長男 |
秋好中宮 | あきこのむちゅうぐう | 呼称---中宮、冷泉院の后 |
明石女御 | あかしのにょうご | 呼称---春宮の女御、東宮の母 |
※ このページは、渋谷栄一氏の源氏物語の世界によっています。人物の紹介、見出し区分等すべて、氏のサイトからいただき、そのまま載せました。ただしあらすじは自前。氏の驚くべき労作に感謝します。
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